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最近、いびきが反抗期っぽい。

行き詰まる社会に対する発露の成れの果てか、完全にうなりを上げている。

「ぐがー、むがー」なんつう人知を超えたいびきをかく度に、

「どこの帝国ですか?」と、ツッコミたくなる、

よしたろ(27歳 怪奇現象)です。


取り敢えず、断末魔のようないびきは、もはや哺乳類のものとは思えません。

行き詰まるっつーか、息が詰まってた。


や、どんぐらいの暴れっぷりかと言うと、

自分のいびきで目を覚ますのはもちろんのこと、酷いときにはね、

お隣さんにインターフォンで起こされて、

「すみません、いびきのような音がうるさくて眠れません」つって、

身内(自分)どころか人様にも迷惑掛ける始末。


お隣さんの「いびきのような」っつー不確定な指摘を逆手に取って、

やー、壁隔ててるのに、いびきなんてそうそう聞こえませんよー、って言おうとしたのに、

「いびきのようなっつうか、絶対いびきなんですけど」

つって反撃の暇さえ与えず被せられたときは、泣きそうになりました。


正直、草木も眠る丑三つ時に、インターフォン鳴らされた日には、

うるせーな!誰だ、こんな夜中に!!つって、ガツンと言ってやる気満々だったんだけど、

もうね、事情を聞くやいなや完全に負け戦で、「へへへ、めんご!」つって、

茶目っ気たっぷりに死語を繰り出す気持ち悪いおっさんを装って、

ご機嫌取るのが精一杯でした。

夜中にうるさかったの明らかにこっちサイド。


気が付けば二ヶ月以上日記を更新してませんでした。

その間にね、あたくし、望みもしないのに27歳と言う大人の男になりましたし、

何ならインフルエンザやら、集団食中毒なんつーレアな病気にもなりました。

本当、死ぬかと思った。スピードの向こう側みたいなのが見えた。

(※mixiのコピーなので、時間的に差異があります)


去年の11月にね、地元の先輩の結婚式があるっつーことで、福岡へ帰ったわけ。

このおっちょこちょいと来たら、久しぶりの実家を満喫しなきゃ損だ、つーことで、

長めの休みを取ってね、本当、いい加減夜遊びばっかりしてました。


毎晩友達と飲み歩いては、朝方帰るっつー、飲んだくれ亭主のような生活をしてまして、

結婚式の翌日、ものの見事に熱が出ました。(38.7度)


したっけ、発熱だけに止まらず、

もう上から下から出るものが出っぱなし(ある意味、だだ漏れ)でね、

あーこりゃお迎えが来る日も近いかもなー、なんて弱気になりつつ寝込んでたら、

母(きよこ推定53歳)が、息子を息子とも思わぬ様子で、


「あんたが、馬鹿みたいに遊び回るけんたい!せからしか!!」

「(訳)あなたが馬鹿みたいに遊び回ってるからよ!うざったい!!」


つって、いい年してすげー勢いで怒られたものだから、思わず涙で枕を濡らしました。

どっちかっつーと、熱よりその言葉の方が辛かった。


で、当のよしたろは何とか一命を取り留めて社会復帰するわけですが、

後日保健所から連絡があってね、「食中毒です」だって。



…俺、一つも悪くなかった。不可抗力、怒られ損だった。


病人なのに怒られた手前、自分の正当性が証明されたようで嬉しくなって、

「あー、食中毒ですかー!よかったー」つったら、

「良くないでしょうがっ!!」

つって、またしても怒られた。大人なのに。


それで何とか一連の騒動は収まったんだけど、年末にも母からメールがありまして、

「元気ですかクリスマスはどうでしたか帰省は何日ですか?」


…近年稀に見る質問攻め。クエッションラッシュ。

で、よしたろはね、本当弱い生き物でありまして、インフルエンザとの闘いとの真っ只中。


インフルエンザクリスマスどころではありません。30日に帰ります」

つって、体にムチ打ってメールの返事してみたわけ。


したっけ、きよこの野郎が、

「30日は何時ですか大掃除助かります」つって満面の笑み。

絵文字とかいつも以上に使って喜々としちゃってる。



おめー、いい加減息子の心配しろや!!

死にかけてっぞ、と。虫の息だぞ、と思いの丈を綴ってみたら、


「ごめんなさい そんなに具合が悪いとは思わなかった 早くよくなりますように」

つって優しい言葉は掛けてるものの、絵文字どころか句読点さえ無くなる始末でね、

がっかり感が満載っつーか、ダダ漏れでした。


新年の課題は、親子の絆を築くことだな、と密かに思った師走の夜――。

その日を境にグレました。



(あの日の思い出)


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