数年前の七夕のこと。
地下鉄田園都市線、渋谷駅の構内に七夕祭りの笹の葉が飾ってあっ た。
W杯で盛り上がったサッカー人気の影響なのか、
健康や家内安全を祈る短冊の中、
「日本代表になってW杯に出たいです」と、
夢を綴った短冊。
一度は夢見たプロサッカー選手。
あぁ、俺もこんなこと思ってた時期があったな、って。
同じ夢を見た子供の存在に、胸が熱くなり、短冊を手に取ってみた 。
「日本代表になってW杯に出たいです。37歳 会社員」
えーーー!!会社員出て来ちゃったーー?!
リクナビネクストとか、ENジャパンとか使わないタイプの転職だけど、
この期に及んで代表いっとくーー?!
織り姫もひこ星も、
「おめー、さすがにそれきついわー」つってること請け合い。
とか思いながらも、七夕ってある意味そういうモノなのかなって、
大人だって年に一度ぐらい夢見たっていいのかなって。
彼に・・つか、もう彼かどうかも分からなくなって来たんだけど、
何かしてやれることは無いか探してみた結果、
――自分に出来ることは、夢の可能性を広げることぐらいだ。
ってことで、遊び心一杯に、
日本代表の後ろに「監督」って書き足してあげたわけ。
「日本代表(監督)になってW杯に出たいです。37歳 会社員」
また一つ、心が洗われた気がした七夕の夜だった。
(あの日の思い出)
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