大学時代の親友卓也(切れ
キャラ)が、
「履き慣れた靴を履いてたのに、靴ずれした」と、
メールで思いの丈を綴って来たので、
「可愛がってた犬に噛み付かれたみたいだね」
と上手いこと返してやったら、
「それは違う!!!!!」
と逆ギレされたよしたろ(25歳 全否定)です。
何つーか、気持ち「!」が多め。
この平和な日本ではまれに見る多さ。
国家の危機レベルで言えば、ちょっとした有事?
有事っつても織田とか三宅のレベルじゃないよ。
北朝鮮が
テポドン発射した時のあの有事。
可愛いあの子が他の男と下校している時のあの有事。
たかが言葉遊びに「!」(絵文字)連打して否定した日には、
足の傷なんかより、二人の関係に傷が入るっつーの。
でね、何が言いたいかっつーと、
『モノは大切に』ってこと。
大学3年生ぐらいの時かなー。
卓也がね、自信たっぷりにこう言うわけ。
「そう言えば、DVD持ってる?」と。
何がそう言えばだっつーの!すこぶる自信がみなぎってるっつーの!
こちとら
DVD購入済みなのは既にお見通しだっつーの!
卓也ったら明らかに買っちゃった顔してるわけですよ。
昨日辺りに絶対家電屋はしごしてるわけですよ。
コジマ→
ヤマダ→
ヨドバシ→
ヤマダ→
コジマ 結局
コジマで落ち着いちゃってる感じ?
でね、当のよしたろはというと、
デーブイデー(DVD)なんて文明の利器は当然持ち合わせていないわけ。
欲しがりません勝つまでは精神で戦中並みの生活を送ってるわけ。
ビデオで十分リピート再生でちゃってるわけ。
大体ね、世間が言うほどDVDっていいの?
世界が変わったりする?
いやいやいや…
そんなモノ無くても十分立派に生きていけっから!
向こう10年はVHSでやっていけっから!!
そもそもね、そもそも論で申し訳ないけど、
皆どんだけDVDのこと知ってんだって話。
あ、初めに言っておくけどね、
『顔と名前が一致する』とか『学校帰りにはバイバイ言う』とか、
そういうのは知ってるレベルに入らないから!
「なぁ…DVD」
「ん、どうした?」
「お前、最近ちっとも元気ねぇじゃん?」
「そうか?」
「何かあった?」
「べつ、何もねーよ」
「本当のこと言えって」
「まじ何もねぇって!」
「お袋さん(ビデオ)のことか?」
「・・・・・」
「まだ再生出来ないのか?」
「ほっとけよ」
「ほっとけるかよ!」
「何でお前はいちいち俺に構うんだよ?!」
「お前のことが心配だからに決まってんだろ!」
「た、田中…(すまねぇ)」
ぐらい分かり合えて初めて『知ってる』だから。
そこら辺一歩も譲れないから。
大体ねぇ、DVDの本質も知らないで、
「まじスゴイよ」とか「超機能的」だとか、
そんな文句で誘惑したところで、
僕は買おうなんて気にはなりません。
だってそうでしょ?!
この壺まじやばい。曲線とかが半端ない。
ご先祖様も喜んでる。(←霊感商法)
お座敷には必需品だよ。
とか言われたって買わないでしょ?
壺は。(たまに買う人いるけど)
僕だってね、DVDが何なのか分かるでは、
あいつと心の底から分かり合えるまでは買えません。
そもそもDVDって何の略なの?
D 大体
V ビデオと同じ
D です。
買う必要ねー!!
危ねぇっつーの!危うく騙されるとこだったっつーの!
何つーか、本音で語れるまではやっぱ買うべきじゃないってことを、
身を持って証明したっつーか、体張ったっつーか、
とにかく世間に流されなかった自分に万歳!
自分で自分を褒めてやりたいです。
という訳で、卓也に言ってやりました。
勝ち誇った顔で言ってやりました。
「つーかDVDとか要らなくない?その内もっと安くなるだろうし」
何つーかね、卓也は反論してくると思ったわけ。
DVDの良さをごまんと述べて来ると思ったわけ。
でもね、述べるったって昨日今日
コジマで買って来たような若造に、
DVDの本質とか分かるはずも無いわけ。
所詮は付け焼刃のロジックになること請け合いなわけ。
だからね、いくらでも論破する準備は出来てた。
卓「そやなー。俺も要らんと思う」
はははー。だよねー。いらんよねー。
『いらん』…?はて…?
今ワールドカップ予選の話はしてないし、
当然石油の話もしてないわけだから、
中東のイランでは無いと。
すると卓也もDVD要らないと思ってたわけだー。
こりゃ一本取られたなー。
「…って持ってねぇのか馬鹿野郎っっ!!」
僕は罵倒すると同時に、かたわらに有ったノートをひっ掴み、
地面に叩きつけました。そこは水溜りでした。
という訳で皆も『モノは大事にしよう』!!
僕は切れ
キャラの名を手に入れました。
(ノートはばっちり失いました)
切れ
キャラの称号→
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