「わりー、ちょっと相談あるんだけど、起きてる?」
ってメールを親友に送った数分後、届いたメールの中身が「寝てる」の一言だった、
よしたろ(29歳 友情すらも片道切符)です。がっでむ。
なんて不親切な‥!!!
って思いました。もうね、シカトしてくれた方が断然よかった。
翌日何食わぬ顔で「わりー、昨日寝てた」って、嘘付いてくれれば誰も傷付かなかったのに。
真実を話すことだけが優しさじゃないんだよ?
‥って、「寝てる」って真実ですらありませんからね。
「面倒なことには関わりたくない」つー理性が十分に働くぐらいだし、がぜん起きてる。
で、あたくし先日実家に帰ったんですけど、まあ色々あった。
空港の待合室で隣に座った人がすげーキレイなお姉さんで、
「やべー、何かしらの物語(ストーリー)がここから始まるのかも知れない」なんてことを、
他にも席は空いてるのに、敢えて隣に座った彼女の行動を見て思ったわけだけど、
機内のシートに座って横を見たら、そのお姉さんが乗ってて(ああどうも‥)みたいになって、
空港に到着して高速バスの席に着こうとした時もその人が隣にいた。
もう目が合った時とか、「ち、違うんです‥!」つったからね。
ストーリーどころかストーカーが始まってた。完全なる立ち位置、犯人で。
まあ、その後は無事実家にたどり着き、妹の部屋でPCをいじってたわけですが、
もうね、妹の心意気ったら無い。安西先生の言うところの「断固たる決意」ってやつ。
部屋中一面に、ダイエットへの豊富がつづられた半紙。
書道有段者の実力を如何なく発揮した筆使いで、ダイエットへの意気込みが書いてある。
「お腹まわりスッキリ」
「5kg減」
「ジムに通う5kgやせる」
「ポニョ卒業」
「脱ぽっちゃり」
「小顔」
「燃焼」
「脂肪燃焼」
「2重あご撃退」
「デブ撲滅」
「普通乗用車購入」←
「チームマイナス5kg」
「5kg痩せたら車買う」←
「ナイスボディ」
「普通乗用車購入」「5kg痩せたら車買う」
そうそうたる決意。で、ところどころ物欲。しかも物欲のレベルが割と高め。
それ、5kgの対価に見合ってる??
「何かもう、どっちが目的かわかんねーじゃん」つったら、
「ちょうど痩せる頃にはお金が貯まるから、いい作戦だ」つって、
「いつぐらいにお金貯まりそうなん?」って聞いたら、
「あと1年ぐらい」つって。
のん気か!!
じゃあ、おめーダイエットも1年計画かよ、あんだけ意気込み書いといて!
と突っ込んだわけですが、
さすがにあと1年もこの半紙がぶら下がった部屋はイヤだと思い、
ここから出て行け、とのメッセージを込めた賃貸情報誌(アパマン)と、
お金が無くても車が買えると教えるためのローンのチラシを、
そっと彼女の机に置いておきました。
――妹と母親、両方から雷が落ちました。
「兄ちゃん!!」
「あんたーーー!!」
(あの日の思い出)
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