教育実習中に「先生、彼女いるの?」と、
聞いてきた生徒がいたので、
そりゃいるさとばかりに強気のYESを繰り出したところ、
即答で「嘘っ?!」と言い放たれ、
もはや体罰もやむを得ずの状態に陥りつつある、
よしたろ(25歳 実習生)です。
いきなりで申し訳ないんだけど、
日常生活で「
チェンジ」とか言ったことある?
正直無いよね。ぱっと見無いと思う。
「
チェンジ」とかって言葉を発する人種は、
67%が野球とかテニスの審判で、
残りの33%は何かしらエロが絡んでる。
そのくらいの知識はあったからね、
そうそう出くわさないことは知ってたつもり。
どう転んだって「
チェンジ」なんて言葉は、
流行語大賞にノミネートされないし、
W杯と同じ周期で見かけるかどうかも疑わしい。
糸井重里もびっくりの曲者ワードなわけ。
それなのにというか、
それにも拘らずというか、
まあ要はどっちも同じ意味なんだけど、
『女性の選ぶ言葉の魔術師ランキング』(monmo調べ)
3年連続1位のよしたろ辺りだと、
「
チェンジ」なんて曲者ワードも普通に使っちゃうわけ。
使いこなしちゃうわけ。しっかりと。
数年前の話なんだけど、
勢い余って胃に潰瘍って奴を宿しちゃったのね。
お腹に
ストレス飼っちゃう的な話。
そんでまぁ入院って運びなんだけど、
やっぱ入院ライフを快適に送ろうと思えば、
注射とか点滴とかは必須なわけじゃん?
注射を通して看護婦さんとコミュニケーション図る…
的な部分もあったりするわけじゃん?
そういう部分を踏まえた上で僕はね、
「あ、看護婦さん今日も大変だね」
「看護婦さんと話せるのは注射のときだけだよ」
とか軽めのジョークを言ってた。
奥歯ガタガタ言わせながら。
そうすると不思議とリラックス出来て、
あの痛いはずの注射が、
やっぱり痛いわけ。
そんな絶望的な状況の中で、
注射嫌いの僕に天使が舞い降りたのは、
入院生活も架橋に差し掛かり、
ある意味伝説達成が見えてきた頃でした。
点滴の針を変えに来た見慣れぬ看護婦さんが、
「あら!注射しやすそうな血管ねぇ」
とか玄人じみたこと言っちゃった日にはさ、
是非この人に注射して貰いたいじゃん?
ヘレン・ケラーって見たことないけど、
どことなくヘレンっぽさはにじみ出てたし、
信用の出来る人だなって、
初めて医療のプロと出会ったなって。
そう思ってたら気が付いたときには、
向こう数日間の点滴を予約してました。
予約制度なんか無いのに。
そしたらもう本当にびっくりしたね!
この看護婦さんったら、
すこぶる注射が下手なわけ。
探り探りな感は否めないわけ。
あんだけ豪語しちゃった割に、
結果として5打数0安打なんだよねー。打率0割。
我慢と忍耐の男よしたろも、
さすがに
チェンジと言いました。
何かね…あんまり失敗するから、
徐々に刺すとこ無くなって来ちゃって。
しまいにゃ、
「じゃあ反対の腕に変えましょうか」
とか言ってる始末。
まぁ色々ツッコミどころはあるにせよ、
取り敢えず腕を変える前に、
お前が変われ。
(僕は黙って左手を差し出しました)
入院体験記→
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